古事記と言霊

古事記と言霊④ 天津菅麻 天津磐境

 

昔の神道では、アオウエイの五母音を天之御柱として心の中に立て、自覚することを「いつ(斎き)」と言った。五作(いつき)まはた五次(いつぎ)の意味。

母音と半母音が結ばれて現象を生む父韻イ・チイキミシリビニ・ヰの十音の活動を「とつぎ(嫁ぎ)」という。

五葉坂=五段階の言葉の階層の意味